むし歯ってみがけばとまるんだヨ 削って詰めるなんてもったいない!

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むし歯ってみがけばとまるんだヨ 削って詰めるなんてもったいない!

岡田弥生(著/文)
発行:梨の木舎

四六判   192頁  並製
定価 1,500円+税

子どもたちに健全な永久歯列をプレゼントする歯の育児書!むし歯はとまる、とまっていれば大丈夫です。杉並で二十年間歯科健診医をつとめる岡田先生が長年の経験から得た、むし歯で削らないためのスキルとインフォメーションをお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんにつたえます。

【目次】
●むし歯はとまっていれば大丈夫
●むし歯には自然治癒がある! 
●初期で見つければ削らずにすみます
●初期むし歯を止めるのはお母さん、お父さん
●がんで死なない、むし歯で削らないを目指しましょう 
●主治医を選んで伴走してもらいましょう
●きょうだい関係とむし歯 
●フッ素に依存しないで、上手に使いましょう
●むし歯ごときでオッパイをやめるなんてもったいない 
●「ハイシャ」か? 「ハカイシャ」か? 
●歯には葉を! 
●寝かせみがきはスキンシップ 両親で仕上げみがきごっこ

【著者プロフィール】
岡田弥生(おかだやよい)
1954年愛知県岡崎市生まれ。
東京医科歯科大学歯学部、名古屋大学大学院医学研究科(口腔外科学専攻)卒業。
主な著書『おいしく・生きる』『高齢期の口腔ケア』
受け手の側から歯科医療を良くしていくことを目指して「草の根歯科研究会」を主宰
(上記内容は本書刊行時のものです。)

【前書きから】

20年の経験から
東京都杉並区で20年、乳幼児の歯科健診に従事してきました。もしかしたら、日本の歯科医の中で、子どもの歯を一番多く診た幸せ者かもしれません。こういう仕事をしている歯科医は他にいませんから。(ほとんどの自治体では、開業歯科医が仕事の合間に健診に従事しています)。
20年の間に、私自身の健診の仕方も変化してきました。今も道半ばですが、この経験を世に問いたいという思いが強くなりました。のべ10万人以上の子どもたちの口の中を診て、いろいろなことを教えてもらいました。とりわけ、むし歯が治る、進行が止まるという経験は、衝撃的で感動的でした。それまでの10年間の歯科治療「削って詰めて抜いて入れ歯」に従事していましたから、むし歯に対する考え方が、すっかり変わりました。お母さま方の努力の賜物です。お母さま方から教えてもらったことを、他のお母さま方に伝えていくのが自分の務めだと思うようになりました。
子どもたちの健診ができるのは本当に幸せで、やりがいがあります。どの子も、どの歯も、個性があり、本当に可愛いと心から思います。歯は、口腔内環境を敏感に反映する律儀でけなげな器官です。私が診ているのは乳歯ですが、後に続く永久歯のために、大事な役割を果たして、どの歯も健康な状態で十分に働きたいと思っています。乳歯からのメッセージを受け止めないともったいないと思います。
丁寧に、きちんと歯の変化を診ていくことで、むし歯の治療はもっと減らせるはずです。それをお母さま方に知って欲しいと思って、この本を書いています。
これからの子どもたちは、むし歯が無いのが当たりまえになって欲しい、できるはずです。一人ひとりの、1本いっぽんの、歯が教えてくれること、歯からのメッセージを代弁できたらと思います。
後から振り返ると短い子育て期間を無我夢中で過ごした経験が私にもあります。楽しいけど忙しい子育ての中で、毎晩の仕上げみがきは負担でした。この負担感を少しでも軽くできればと思います。歯はけなげに応えてくれます。歯からのサインをきちんとキャッチすれば、むし歯を削って詰める恐怖から逃れるだけでなく、子ども自身が、歯を自慢、歯に自信を持って生きていくための助けになると思うのです。褒められることの少ない子育て中に、自信が持てる・楽しくなる、貴重な体験にもなるのではないでしょうか。
多くのお母さま方に励まされながら続けてきたこと、教えて頂いたことを一人でも多くの方に伝えられれば幸いです。

ISBN 978-4-8166-0802-5 C0047
初版発行年月 2008年2月

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