しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム
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しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム
著者:望月衣塑子(東京新聞)、伊藤詩織(ジャーナリスト)、三浦まり(上智大学)、平井美津子(公立中学教諭)、猿田佐世(新外交イニシアティブ(ND)代表)
発行:梨の木舎
A5判 並製
定価 1,500円+税
ISBN 978-4-8166-1805-5 C0036
東京新聞・望月衣塑子と様々な分野の4人の女性たちとのトークセッション
本名を出し素顔を出して性暴力を訴えた伊藤詩織さんと、権力と一体化した日本のメディア、加害者を擁護し被害者をバッシングする日本の社会について、性暴力をなくすために何をすべきかを、議論し、
上智大学政治学教授の三浦まりさんとは、日本がしてこなかった最たるものは、ジェンダー平等に手をつけなかったことで、ジェンダーギャップ指数114位を返上するためにまず女性議員を増やそうと、そのための具体策を提案し、
授業で「慰安婦」問題を教え続ける、大阪の中学校教師平井美津子さんとは、それが過去のことではなく、女性差別につながる現在の人権問題であり、沖縄など基地の街の女性への暴力などまさに同じ根っこを持つと語り合い、
新外交イニシアティブ(ND)代表で弁護士の猿田佐世さんとは、自発的対米従属の現状を変えるためにどうするかを議論する。日本のリベラル陣営が、日本のオールタナティブを発信することが必要だ!と。
●女性(=アウトサイダー)が入ると変革が生まれます!
【目次】
言葉にできない苦しみを、伝えていくということ
ジャーナリスト・伊藤詩織&東京新聞・望月衣塑子
女性=アウトサイダーが入ると変革が生まれる
――女性議員を増やそう
上智大学・三浦まり&望月衣塑子
「先生、政治活動って悪いことなん?」子どもたちは、自分で考えはじめている
――「慰安婦」問題を教え続けて
公立中学校教諭・平井美津子&望月衣塑子
自発的対米従属の現状をかえるために、オルタナティブな声をどう発信するか
――軍事・経済・原発・対アジア関係、すべてが変わる
新外交イニシアティブ・猿田佐世&望月衣塑子
【著者プロフィール】
望月衣塑子 もちづき いそこ
1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。著書に『権力と新聞の大問題』(集英社)など。2017年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞
伊藤詩織 いとう しおり
1989年生まれ。ジャーナリスト。「アルジャジーラ」「エコノミスト」「ロイター」などの映像ニュースやドキュメンタリーなどの制作を行う。著書『ブラックボックス』(文藝春秋)
三浦まり みうら まり
1967年、東京生まれ。上智大学法学部教授。「パリテ・アカデミー」代表理事。著書に『私たちの声を議会へ:代表制民主主義の再生』(岩波書店)など
平井美津子 ひらい みつこ
1960年、大阪市生まれ。大阪府公立中学校教師。立命館大学・大阪大学非常勤講師。著書『「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか』(高文研)など
猿田佐世 さるた さよ
1977年生まれ、シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表・弁護士(日本・ニューヨーク州)。著書に『自発的対米従属 知られざる「ワシントン拡声器」』(角川新書)など
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