慈愛による差別 象徴天皇制・教育勅語・パラリンピック 新装増補版

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教科書に書かれなかった戦争 PART70
『慈愛による差別 象徴天皇制・教育勅語・パラリンピック 新装増補版』

北村小夜 著
発行:梨の木舎

四六判 並製 260頁
定価 2,200円+税
ISBN 978-4-8166-2003-4 C3021

北村小夜(95歳)さんは今、日本の現状に強い危惧を抱いている。身体も心も国に取り込まれてしまったのではないか!

東日本大震災と五輪誘致で「みんな化」が進み、日本中に同調圧力と忖度が拡がっている。象徴天皇制化の天皇の「巡行」のなかでなされる「慈愛」による差別、今も教育勅語から抜けられない日本人、健常者を奨励し傷害者を差別するパラリンピック。

※本書の底本は、1991年軌跡社から刊行された『慈愛による差別ー障害者は天皇制を見限り始めた』。このたび増補リメイクし新装増補版として復刊!

【目次】
序章 軍国少女はつくられた
第1章 教科書にみる天皇・障害者
第2章 分に応じる障害者・分を越える障害者
第3章 障害者を排除し続ける学校
第4章 「健康」もスポーツも人間のものでなくなった
第5章「巡行」にあやかる人・犠牲になる人
増補1 天皇制と道徳の教科化
増補2 パラリンピックは障害者差別を助長する
増補3 教育勅語から脱却できない日本人

北村小夜さんは、現在94歳、1925年治安維持法の年に生まれた。
天皇のために死んで靖国に祀られるため看護婦の道を選び、敗戦は満州で迎え、めぐり合わせで八路軍と行動を共にした。その1年の間に、自分の考えは間違っていたと気付く。
日本に帰国後は、教師になり特殊学級の担任をし、さまざまな体験の中で、発言し行動している。子どもを分けてはいけないことに気づき、共にまなぶ地域の学校づくりを目指してきた。

【著者プロフィール】
北村小夜(きたむら さよ)
1925年生まれ。1950年から86年まで教員(1965年から退職まで特殊学級の担任)。
「障害児を普通学校へ・全国連絡会」世話人。
著書:
『慈愛による差別』(軌跡社 1991年)
『一緒がいいならなぜ分けたー特殊学校の中から』(現代書館 1987年)
『おもちゃ箱ひっくり返したーひとりの女・教師の半生』(現代書館 1988年)
『能力主義と教育基本法「改正」-非才、無才、そして障害者の立場から考える』(現代書館 2001年)
『戦争は教室からはじまるー元軍国少女・北村小夜が語る』(「日の丸君が代」強制に反対する神奈川の会・編)(現代書館 2008年)
『画家たちの戦争責任ー藤田嗣治の「アッツ島玉砕」をとおして考える』(梨の木舎 2019年)
共著:『普通学級に入って自立を探る』(明治図書 1985年)