韓国人元BC級戦犯の訴え 何のために、誰のために
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教科書に書かれなかった戦争64
韓国人元BC級戦犯の訴え 何のために、誰のために
李鶴来(イ・ハンネ)著
発行 梨の木舎
254頁 並製
定価1,700円+税
【News】
2016.09.01 週刊仏教タイムスにて紹介されました。
2016.06.22 毎日新聞夕刊にて紹介されました。
戦犯って何だ?
22歳の若者は、シンガポールの独房で、死刑執行の恐怖と8か月向き合ったー
「日本人」として裁かれ、「外国人」として擁護体制から切り捨てられた不条理を問う!
91歳の著者は、今も日本政府に謝罪と補償を求め続ける。
【本文より】
私の頭のなかに常にあるのは、死んだ仲間、その中でも刑死者たちです。彼らは、死刑囚だった私と同じく、誰のために、何のために死ぬのか、苦悶の時を過ごしたはずです。・・・
故郷を離れ、日本軍の捕虜政策の末端を担わされ、日本の戦犯として責任を負わされて死んでいった仲間たちの無念を多少なりとも晴らすことは、生き残った私の責務なのです。
日本政府は立法を促す司法の見解を真摯に受け止め、立法措置を早急に講じるべきです。・・・
これは朝鮮人BC級戦犯者の私から、日本のみなさんへの問いかけです。
目次
1 「死の鉄路」の捕虜監視員
2 捕虜監視員になるまで
3 敗戦、逆転する立場
4 死刑判決と“俎上生活”の八ヵ月
5 スガモ・プリズンというところ
6 タクシー会社設立と遺骨送還運動
7 条理を求め裁判を闘う
8 日本政府の対応を求め立法運動へ
あとがき
「何のために、誰のために」と問い続ける李鶴来さん 内海愛子
●新聞投稿より
●特定連合国裁判被拘禁者等に対する特別給付金の支給に関する法律案
●李鶴来・関連年譜
●主な参考文献
●本書を読むためのキーワード
ISBN978-4-8166-1603-7 C0021
初版発行年月 2016年4月
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