ポリーヌに魅せられて
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『ポリーヌに魅せられて ジョルジュ・サンド ツルゲーネフ ショパン サン=サーンス リストたちが讃えた才能』
小林緑 著
発行:梨の木舎
A5 248頁
定価 2,200円+税
ISBN 978-4-8166-2301-1 C0073
同時代の名だたる文化人を魅了した19世紀最大の音楽家・フェミニストにいま光をあてる!著者はジェンダー平等の視点から音楽史の書き換えを問い続けている。
ポリーヌ・ガルシア=ヴィアルド(1821~1910)
16歳で歌手デビュー、オペラ女優と讃えられヨーロッパを周遊。作曲家、肖像画家としても傑出、台本を書き、次世代を育てた師でもあった。
目次
1章 生誕200年記念コンサートのプログラムから
2章 生涯のあらまし
3章 声とジェンダー―コントラルトの声とは?
4章 歌唱教師、歌唱教材編者としてのポリーヌ
5章 鍵盤楽器奏者・作曲家としてのポリーヌ
6章 社会参画とポリーヌ:カンタータ《新しい共和国》をめぐって
7章 パントマイム《日本にて Au Japon》をめぐって
著者
小林 緑(こばやし みどり)
1942年、福島県生まれ。東京芸術大学・同大学院の楽理科(音楽学)修了。1971-72年。
フランス政府給費留学生としてパリ第4大学留学。現在国立音楽大学名誉教授。
編著に『女性作曲家列伝』(1999、平凡社)『視覚表象と音楽』(ジェンダー史叢書代巻、2010、明石書店、池田忍と共編)、共著に「表現する女たち」(2009、第三書館、三木草子+レベッカ・ジェニスン編)など。
2007年8月、「女性作曲家音楽祭2007」と題して地元杉並公会堂(小)にて全12回のコンサート・シリーズを、翌2008年から15年までは「津田ホールで聴く女性作曲家」全5回コンサートなどを実施。2016年は計5回、ウィメンズ・プラザや自治体からの依頼により女性作曲家のレクチャー・コンサートを企画。
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